2019年12月31日火曜日

【あわや大惨事】な出来事と、2019年もありがとうございました!

2019年も間もなく終わりですね、あっという間です。

毎日を大事に過ごしたいなと思う今日この頃。



今年も大きな事故や病気等もなく
健やかに過ごせて良かったです、感謝!

という感想なのですが、、


実は秋頃に大事故になりかねない出来事がありました(^-^;






とあるイベントに出演させて頂くため、ライブハウスへ赴いた時のこと。





そのイベントで使わせて頂くライブハウスは踏切沿いにありまして

3階建ての3階に位置しており、

外側にある階段を上らないと中に入れない構造になっていました。



更に階段が改装工事中で少し狭くなっておりました。





3階から下を見るとこういった感じです。

結構急な階段ですよね。。





「おはようございま-す」
→3階まで登る


先に着いていたメンバー
「おはようございます、まだ開いてないみたいですよー」



「あ、そうなんですねー」
→背負っていたスネアを肩から降ろそうとする






ズルッ!


空いているスペースにスネアを置こうとしたら、
置き方が甘かったのか

スネアがゴロゴロゴロゴロ!
と転がっていってしまいました。







それはもう、
どこかの昔話に出てきそうなおむすびよろしく
見事な転がり方でした。


そしてあろうことか、そのまま
スネアが踏切の方まで転がっていってしまったのです。




猛ダッシュでスネアの後を追いましたが、追いつけるわけもなく
スネアは踏切の中でやっと止まりました。




そしてそれがタイミング良く電車が通り過ぎた後だったんですね。。




…もしスネアが転がるタイミングが少しでも違っていたら。。





その後、猛反省したのは言うまでもありません(~_~;)


ほんとに、人様や電車に当たらなくて良かった。。





改めて、

楽器の取り扱いには気を付けよう

という教訓でした。






因みに楽器はセミハードケースに入れていたのですが
無事でした!
(念のため後日メンテナンスに出しましたが)



プロテクションラケット
というメーカーのケースをよく使わせて頂いているのですが、
素晴らしい耐久性でした。


プロテクションラケットさん、本当にありがとうございます(;O;)

Protection Racket スネアケース









さて、そんなこともありつつ


2019年は自分なりに新しいことにも複数チャレンジ出来ました。

個人的には前向きな変化を感じれる年だったかなと感じています。

色々ありましたが総じて良き1年が過ごせたかなと。


関わってくださった皆さんも、そうでない方も、
ありがとうございます。



来年も今年の学びを活かしつつ、
感謝の気持ちを忘れず
チャレンジを続けられる年にしたい所存です。



今年もありがとうございました、
良いお年を。

来年も宜しくお願い致します♪





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2019年12月13日金曜日

もう一歩深く音楽を好きになってみよう、という話

ドラマー、パーカッショニスト、音楽講師の鈴木佑です。

寒さで体は縮こまりますが、ドラム熱は静かに燃えたぎっておる毎日です。



さて、最近レッスンをさせてもらっていて気になったことがあり。。

それは

もう何年も演奏をしてるのに
未だに自分の使ってる楽器の名称が分からない

という方がいらっしゃる、という新事実。


ドラムの場合で言えばタムやシンバル類で曖昧な人が多い、など。
もちろん最初の頃に説明をして、写真付きのテキストも配布もしているのですが。。

レッスンをさせてもらっている身からすると、これはショックでした(^-^;





まぁこういった話はあるあるなのかもしれません。



音楽や楽器により興味を持ってもらえるような
演奏やカリキュラム、話し方、

教わる側が依存的な人にならないよう自主性を重んじた教え方など、
伝える側の能力や責任もあるでしょう。


そういった意味では
まだまだ精進が足りないなー、
と私も反省をする時があります。






また中には

「いやー、何かたくさんあって覚えれないんですよねー」

「ていうか、名前とかどうでも良くない?
べつに覚えなくても叩けるし」


といった意見もあるのかもしれません。






そういった時、丁寧に説明させて頂くこととしては

「名称は共通言語なので、覚えておくとコミュニケーションがスムーズですよ」

といったことを申し上げるわけです。


関連記事
楽譜を読めるようにするための最初のステップ




しかし、、
しかしですよ?
本音を言えば、そんな堅苦しい言い方抜きにして

『え?好きだったら自然と覚えるんじゃないの?』

というだけの話だったりします。


車、ファッション、映画、ゲーム、スポーツ、料理…何でもそうだと思います。



長いことドラムを叩いているのに
4分音符,8分音符,16分音符の違いがもう何年も分からない
なんて人も中にはいらっしゃいますがそれも同様です。



ということで、そういった方には
「あぁ、今はそんなに音楽が好きじゃないんですね」
と丁重に申し上げています(どーん)





その上でレッスンでは
「じゃあこれからもっとドラムを好きになっていきましょうか!」
という話でまとまったりします。





じゃあ
「音楽や楽器を好きになるってどういうこと?」
という話になりますが




よく思われがちなのは
音楽や楽器が好きでしょうがないから
そのモチベーションで練習する
というパターン。

もちろん情熱がある人はそれで大丈夫。





同じ位大事なのは
楽器に情熱を注ぐからこそ、その楽器や音楽が好きになる
というパターンです。

こっちの方が多いんじゃないかと思っています。

(例外として、関わってる人やコミュニティが好きで、など他の理由もあるかもしれませんが今回は割愛します)




人間の脳は自分の行動によって思考が強化される、という性質があります。
認知的不協和という心理学の分野ですが、この場合

『練習や勉強をして詳しくなっていくほど、益々その関わっていることが好きになっていく』

ということ。





音楽でいえば

楽器を練習して上手になって楽しい→

より深く音楽が聴ける→

人ともいい感じでアンサンブルが出来て→

観てる人にも喜んでもらう→

自分も嬉しい。


そしてその体験がまた次への原動力になる、
そうして益々その分野の音楽や楽器が好きになっていく。







より楽しく音楽をするために頑張るわけです。






自分一人だけで楽しむ場合はもっと気楽でいいかもしれませんが
人と合わせる場合、このマインドはプロアマ問わず大切だと私は思っています。



まぁ私も重度の機材,音楽マニアというわけでもないし、
自分への戒めも兼ねています(^^)



一歩ずつ、着実に音楽を好きになっていきたいものですね♪



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2019年10月29日火曜日

ドラムって何から買ったらいいの?と迷った時に改めて考えてみたいこと

ある程度ドラムを続けた生徒さんから時々こういった質問を頂きます。

「楽器は何から買えばいいですか?
また、どんな物がおススメでしょうか?」




以前、ドラムを始めたての時はまず

スティックと練習台を手に入れることが必須

というお話をさせて頂きました。


関連記事:
ゼロから全部分かるドラムスティックの選定方法 ~前編~
ゼロから全部分かるドラムスティックの選定方法 ~後編~

ゼロから全部分かるドラム練習パッドの選び方 ~前編~
ゼロから全部分かるドラム練習パッドの選び方 ~後編~





そこから次のステップとして、
いよいよ自分の楽器を持たれるということで
おめでとうございます!

ただ、ワクワクする反面、失敗もしたくないもの。






一般的に
いきなりドラムセットの購入、
というのはハードルが高いので


1.スネアかペダルを買う→

2.両方手に入れたらライドやハイハットを買う→

3.シンバルを揃える→

4.ドラムセットを買う


という段階の人が多いのではないでしょうか。




私自身は初めて買ったのはフットペダルでしたが、個人的には

スネアから買うのがおススメ

だと思っています。


ドラマーの音の個性を出しやすいし、チューニングが勉強できるからです。









さて、ドラムの購入を迷った時は、改めて

ドラムとはどんな楽器なのか?

ということについて考えてみる良い機会なのかもしれません。






そもそも打楽器というものは

打ったり、踏んだり、振ったり、弾いたり、擦ったり

という様々な方法で鳴らせるもので


「体鳴楽器」

「膜鳴楽器」

に分類されます。







・体鳴楽器とは

楽器自体の振動によって音を発するものの総称

のことで、有名どころですと
鉄琴、木琴やカスタネット等が挙げられます。


学校で触ったことのある方も多いと思います(^^)


ドラムセットの中で使われるものとしては
シンバル類やカウベル等がこれにあたります。




・そして膜鳴楽器が

筒状のシェル(胴)にヘッド(革)を張った、いわゆる「太鼓」呼ばれるもので

これがドラムのことです。







意外と

自分が扱っている楽器が何者であるか?

という所へ普段意識が行きにくいものですが、


改めて考えてみると興味深くないですか?



関連記事:
楽器に詳しくなるために
◯◯でシンバルを守りましょう!
令和初のブログと、ハイハットについて







ドラムセットの歴史自体は100年位ですが、太鼓の歴史は

太古の昔から世界中で様々な

伝達の手段

として用いられてきました。



その辺りを記事にすると、とてつもなく長くなるので今回は割愛しますが
我々が打楽器の音に惹かれるのは

魂、遺伝子レベルでそういった情報が刻まれているから

ということもあるでしょう。


関連記事:
楽器演奏の効能



そういったルーツも深掘りしつつ

どうして自分はこの音楽が好きなのか?
何でこの音が好きなのか?

というようなことも、
考えていくうちに
人によっては見えてくるかもしれません。




自分の好みを把握しておけば
迷いは減るのではないでしょうか。



ということで、
今回は楽器購入に迷った時の考え方についてまとめてみました♪


また別の記事ではドラムを選ぶ時のポイントを
幾つか列記していきたいと思います(^^)


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2019年10月16日水曜日

「良い音」について考える

先日友人に誘って頂き、ライブハウスにライブを観に行った時に気になったことがありました。


それは

ドラムの音が耳について歌が聴こえない

というよくある現象に
久しぶりに遭遇したことが原因です(笑)





ドラムの音がうるさい→

自分の音が聞こえないからと、
ギター、ベース、キーボードが音量を上げる→

歌が聞こえないからマイクの音量を上げる→

周りの音量が上がったからドラマーが頑張って更に音量を上げる→



という負の連鎖です。。(笑)





ここで注目したいのは音量ではなく音色です。

なぜなら上手いプレイヤーの演奏は
音量が大きくても耳に心地良いし、他のパートの音も包み込むものだから。




ということで音楽や楽器における
音色について書いていきたいと思います。







関連記事として
「良いドラマーとはどういうことか?」
ということを考察したブログを以前書いたことがありますが
楽器の練習で成果を出すための思考法




今回は
良い音楽には良い音色であることが大切ですよね
というお話。




「何を当たり前のことを、、」

と思われそうですが、
何を持って良い音か?
ということを説明するのは意外と難しいことだと思います。





何故なら人によって
「良い音」に対する価値観が違うから。






例えば
スーパーやデパートに買い物に出かけた時に
店内でかかっているBGMに注目してみてください。

おそらくパソコンで作った
J-popやフュージョンがアレンジされたチープな音源が流れていますよね?
グルーヴもしていないしとてもビートが浅いと思います。

これはあえて安っぽい音楽を流すことで
気軽に手に入るお買い得感を演出する
という企業のマーケティングなんですよね。



高級ブランド店等のセレクトショップなんかでは
ビートの深いR&Bや、ジャズなどのブラックミュージックが流れているのではないでしょうか。
逆に高級感を演出しているわけです。





同じようなことが
アーティストやアイドル等の音楽性やプロモーションにも言えます。





勿論これは
どちらかが良くてどちらかが悪いという優劣の話ではありません。
世の中にはどちらも必要です。





ここで大事なのは自分が思う

「良い音」の基準、価値観をどこに置いているのか?

を改めて考えてみることが
まずは大切なことではないでしょうか。






楽器演奏の観点で言えば
どちらも表現出来たほうが良いですよね。



ただ、高級なものをわざとチープにするのは比較的簡単ですが、

逆の場合は
技術的な問題をクリアしないと実現するのは非常に難しい。




ここで言う所の深いビート、
ドラムにおける良い音とは
ピアニッシモからフォルティッシモまで

楽器とスティックをいかに綺麗に最大限鳴らせるか?
ということが関係してきます。

関連記事
ゼロから全部分かるドラムスティックの選定方法 ~後編~



言葉で例えるなら

・ずっとギャーギャー何か言っている
・ボソボソ喋って何を言っているか分からない

という状態は避けたいもの。



じゃあそのためにはどうすれば良いのか?
というと普段レッスンでもお伝えしているような

「基礎が大事」

という話に結局はなります。
やれることは無限にあります♪








勿論「良い音」の定義はジャンルによって適切なものが違ってきます。

ヘビーメタルとジャズとポップスでは
良いとされる音が違うのはお分かり頂けると思います。

この場合はざっくり言うと
TPOに合わせたアンサンブルが出来ること、でしょうか。

その場にマッチした音をチョイスできる耳と技術を持ち合わせていること。





ただ、どんなジャンルにしても耳に心地良い音というものはあると思います。

力んでいたり、基礎が足りていないと
音が汚くなって耳にも身体にも悪いし
長時間聴くのが辛くなってしまいますからね(^-^;








他にも

普段からどのような環境を採用して音楽を聴いているか?

というのも耳の良し悪しに関わってくる部分ではあります。

関連記事
楽器演奏の効能







以上、良い音について考察してみました♪


ライブで暴れるのも時には楽しいかもしれませんが

耳を育て基礎を大切にして
自分にも聴いてる人にも心地よい音楽、目指しませんか?


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2019年10月8日火曜日

楽譜を読めるようにするための最初のステップ

時々こういった質問を頂くことがあります。


「どうやったら楽譜が読めるようになりますか?」

私も音楽学校に入った時
周り皆が楽譜が読める中、自分だけ読めないでとても苦労した記憶があります(:_;)




初心者の方、
学校の音楽の授業はあまり勉強しなかった方、
コピーバンドからバンドを始めた方

等の人に多く見られるように思います。








個人的に思うのは
楽譜が読めない、という場合にまずクリアしておかなければならないのは

心理的障壁

だと思います。







だって自分がもし楽譜の読み書きが出来ない立場ならこう思いませんか?


(そもそもなんで楽譜が読めないといけないの?)

(いやー、なんとなく読めた方がいいのは分かるけど、別に必要に迫られてないし…)

(べつに楽譜なんてなくても演奏できるし。。)

(楽譜見ながら演奏するとかロックじゃねーし!)


…と(笑)






たしかに短期間で数十曲演奏する立場になかったり、

その場ですぐに演奏をしなければならないシチュエーションに遭遇したことがない場合は、

特に必要性を感じないかもしれません。



人間、必要に迫られないと中々行動に移せないものです。







さて、楽譜に苦手意識のある方は
そういった気持ちが潜在的にあるかもしれないな、ということを踏まえて
改めて

「なぜ譜面を読めたほうがいいか?」

を考えてみましょう。






・まずよく言われる一般的な見解から述べると

読んで書けた方が便利だから

です。
当たり前ですね(笑)




言語と一緒です。


日本で生まれ育って義務教育を修了した人で

「日本語はもう話せるんだしさ、べつに読み書きってできる必要ないよね」

と言う人はほぼいないはずです。







書いてあることが読めればインプットが早いですし、
書いて人に伝えたりとアウトプットも出来ます。


音楽という非言語コミュニケーション
音符に表すことによって可視化するわけですね。






譜面を読み書き出来た方が
長い目で見た時に演奏できる世界が広がる
のは言うまでもありません。





・そしてもう一つ大切なことが

世界中で通じる共通言語だから

です。




何度も曲を聴き直して耳でコピーした感覚で演奏することも大事ですし、
いつも同じメンバーと「あ・うん」の呼吸でやれる一体感が良い時も勿論あります。




ただ認識しておいた方が良いのは、
説得力のある演奏とは

一部の地域、一部のコミュニティだけでしか通用しない音符ではなく
いつの時代に、世界中どこに行っても通じる音符を出す

ということです。









よくあることなんですが
名前が売れていて有名なロックバンドマンが
普段と違うメンバーと、自分のバンドの曲じゃない音楽を演奏したらボロボロだった、
という現場を今まで何度も見てきました。


周りは標準語を喋ってるのに自分だけ訛りがひどかったら
コミュニケーションが一方通行ですよね(^-^;



まぁ世界には楽譜が読めなくても素晴らしい演奏をするミュージシャンも沢山いらっしゃいますが、
そういった天才は別として(笑)

一般的に、ということです。






ということで、楽譜を読めるようにするにはまず

「あ、音符が読み書き出来ないと本当にヤバいんだ」
「楽譜を読めるようになりたい!」

という気持ちを
心の底から思えるようになること
が最初のステップかと思います。






読譜も演奏と同じ熱量で取り組みたいものですね。





また別の記事で
楽譜を読めるようにするための具体的な方法を記述していきたいと思います。



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2019年9月22日日曜日

曲の流れをスムーズするためのフットワーク

前回の記事ではハイハットのルーツについて書かせて頂きました。

令和初のブログと、ハイハットについて



それと関連して今回はリズムキープに重要な役割を果たす
「ゴースト・モーション」
についてです。




よく頂く質問として

「ドラムの人ってよく左足がずっと動いてますけど、あれって何ですか?
貧乏ゆすりですか??www」

というものがあります。



たしかに私も音楽を聴きながら体でリズムをとっていたら
周りから白い目で見られたことがあります。(苦笑)




ゴースト・モーション=おばけの動き
ということで、動作のみで音は出さないフットワークのことになります。


主に左手のスネア等で音を出す「ゴースト・ノート」とは異なるので気を付けましょう。
(※ゴースト・ノートについてはまた記載していきます)








ゴーストモーションを取り入れることによって
色んなメリットがあります。

・リズムとフィルインのテンポが近づく

・バスドラムを裏拍に入れる時などに左足が補助的な役割をしてくれる。

・様々な4way independence(四肢の独立)の練習になる。

・視覚的要素が大きいので、見た目でノッている雰囲気が作れる(場合による)

といったようなものです。




さて、やり方ですが
まず考え方としては
左足はハイハットを鳴らす鳴らさないに関わらずカカトがダンスしているように動かすこと。
動きのイメージはダンスのステップです。


フィルインの時は上半身のみのプレイにならないように
4分音符や8分音符を踏んで(注:ジャンルによります)補強し、
四肢全体がバランスよく機能するように心がけます。




右足も同様で、
音を出してる以外の時にカカトが一定の動きをしているかが大切です。

勿論、むやみやたらに動かせということではなく
毎回踏むごとに同じ動きで裏拍のリズムを取れると良いですね。

右足に関しては人により奏法にかなり差違があるので今回は割愛します。





具体的な左足ハイハットの練習としてはこちら!



左足のハイハットで8分音符、4分音符、8分裏、2拍4拍目、に踏むというものです。

これらを初めは、自分がよく使ったりすぐ出来るような
リズムパターンやフィルインで繰り返し練習してみましょう。


最初はバランスを取るのが難しく感じるかもしれませんが
慣れてくれば身体全体で音楽表現が出来るようになってくると思います♪





気を付けて頂きたいのが
よく見かける事例として
リズムキープを左足に依存している

という場合があります。


ゴーストモーションはあくまで補助的な役割にするとして、
全て左足でタイムを取るということはやめましょう。



■今回の結論

・ゴーストモーションを巧みに使って曲の流れをよりスムーズにしましょう。

・意図した場面でフットハイハットを演奏出来るとより多彩な音楽表現が出来ます。




足の動き、他にも色々ありますが今回はこんなところで(^^)/
参考になれば幸いです♪


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2019年6月24日月曜日

令和初のブログと、ハイハットについて

すっかりブログの更新が滞ってしまいました(^-^;
しかし見てくれている方がいらっしゃるみたいで、ありがとうございます。


最近の活動ですと、また劇伴レコーディングに参加させて頂きまして、
6/6~6/30まで新国立劇場にて上演中の舞台
オレステイア
の劇中曲にドラムで数曲参加させて頂きました。




こちら観に行かせて頂きましたが、すごく良かった。。

専門家でもないのに色々語ると、にわか臭がするのであまり語らないようにしますが(笑)
4部構成4時間半という脅威の長さでしたが、すごく楽しめました。
役者さんやスタッフさんに頭が下がります。


また、舞台関係ですと8月に日英演劇アカデミー国際交流公演という、
新国立劇場演劇研修所とマンチェスター・メトロポリタン大学演劇学校の合同公演がありまして
そちらにドラム/パーカッションで参加させて頂きます。

アゴタ・クリストフの『怪物/The Monster』という戯曲です。



こちらもとても楽しみです!











さて近況報告をさせて頂いた所で、今回のドラムブログではハイハットについて説明していきます。




というのも、ドラムを始めたての方から時々こういった質問を頂くからです。


「ハイハットってなんで左側にあるんですか?」


確かに右手でよく叩く楽器なのに手をクロスして叩くのは非効率的に感じるかもしれませんよね、
気持ちは良く分かります。







これは現在のドラムセットがどういった経緯で出来上がっていったのか
という部分を辿ると分かり易いと思います。




元を辿ると、そもそも昔のドラムセットにはまだハイハットシンバルがなく、
左足で音を出すということがありませんでした。

こちらの動画がとても参考になります。↓


※こちらの動画のドラマーは左利きですのでご注意を!





ジャズ発祥の地、ニューオーリンズの伝統的な演奏スタイルではスネアでビートを刻み、
その後スネアだけよりもスイング感が表現しやすいことに気付いたドラマー達は
ビートの中心をシンバルへと移していきました。

ということで初めに右手でシンバルでの演奏を行っていたんですね。




そして1920年頃、当時の人気ドラマーベイビー・ドッズが演奏している時に
規則的に左足が動いてることに、あるお客さんが気付きました。


彼は

「せっかく動かすんだから何かに使えないか?」

と考え、ドッズの足の寸法を測って帰ったそうです。


※因みにこの時のお客さんが有名なドラムメーカーLudwigの創始者、ウィリアム・ラディックだと言われています。



後日彼はスプリングを使って左足で2枚のシンバルを叩き合わせる
ペダル付きのシンバル「ソック・シンバル」
を持ってきて、
ドッズはそれを気に入って使い、他のドラマーも追随しました。

背が低いシンバルだったので「ロー・ボーイ」とも言います。

これが後の「ハイハット」なんですね。


ローボーイはスタンドの背が低く、手で叩くことが出来なかったため改良が加えられ、
スタンドの背を高くして手でも叩けるようにして
「ハイハット」
が誕生し、
現在のドラムセットの原型が確立しました。

ハイハットが誕生してからリズムの刻みに実に多く使われるようになりましたとさ。





いかがでしょうか?

ざっくりとした解説にはなりましたが、今の四肢を使った演奏にはこのような背景があるんですね。

楽器に人の歴史あり、こういうことを調べるのも面白いですよね!




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