「ゼロから全部分かるドラムスティックの選定方法 ~前編~」
の続きになります。
4.左右の重さと状態を調べる
大抵の場合スティックは2本で1セットで売っていますが、
「同じメーカーで同じサイズなんだから
左右対称でしょ?」
と思ったら大間違いなんです(;'∀')
スティックは木で出来ている以上必ず個体差があります。
まずお店に置いてある計量器で左右の重さを測ってみましょう。
私の基準では誤差1グラムくらいなら良いかなと思います。
ひどいものは誤差8~10グラムのものもありますから気を付けましょう。
次にスティックを平らなところで転がしてみましょう。
スティックは木である以上湿度など環境の影響を受けます。
つまり歪んでしまうことがあります。
平らなところで転がし、何の抵抗もなくコロコロ進めば問題ありません。
歪んでいる場合クッルンクッルンと少しスムーズに転がらなかったり、
スティックの見た目が若干右か左に曲がっているものがあります。
そうなってくるとスティックコントロールの精度が落ちてしまい、
上達への妨げになるので選ばないようにしましょう。
そして木目を見ること。
木目が斜めに入っているものはそのラインに沿って折れやすいので注意しましょう。
5.左右の音質を聴き比べる
慣れてくるとここが一番重要です。
ここは経験者の方でも見落とすポイントですが、
お店にある試叩用パッドで
左右のスティックを叩き比べてみてください。
※この時どちらも利き手を使ってあまりスティックを握りこまず、
同じ場所を同じ叩き方で叩いてみてください。
大抵の場合、音の高低差があるはずです。
これはスティックの木の密度が違っていて起きる現象なんですね。
つまり左右のスティックで音色が違うということ。
ですので、なるべく音の高低感が同じものをチョイスするようにしましょう。
以上、スティック選びの大切なポイントを挙げさせて頂きました。
スティック一つとっても膨大な種類がありますよね。
というのも本当にスティックによって
ドラムの音が変化して演奏の質が大きく変わるんです。
ドラマーが最初に買う楽器がスティックなんです!
ですのでネット通販などではなく、
自分で触って叩いて選ぶことをお勧めします。
勿論スティックの選び方は絶対こう、というものはないので
最終的には自由ですよ!
迷わないための選び方の一つとして参考にしていただければ幸いです(^^♪
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