2019年10月8日火曜日

楽譜を読めるようにするための最初のステップ

時々こういった質問を頂くことがあります。


「どうやったら楽譜が読めるようになりますか?」

私も音楽学校に入った時
周り皆が楽譜が読める中、自分だけ読めないでとても苦労した記憶があります(:_;)




初心者の方、
学校の音楽の授業はあまり勉強しなかった方、
コピーバンドからバンドを始めた方

等の人に多く見られるように思います。








個人的に思うのは
楽譜が読めない、という場合にまずクリアしておかなければならないのは

心理的障壁

だと思います。







だって自分がもし楽譜の読み書きが出来ない立場ならこう思いませんか?


(そもそもなんで楽譜が読めないといけないの?)

(いやー、なんとなく読めた方がいいのは分かるけど、別に必要に迫られてないし…)

(べつに楽譜なんてなくても演奏できるし。。)

(楽譜見ながら演奏するとかロックじゃねーし!)


…と(笑)






たしかに短期間で数十曲演奏する立場になかったり、

その場ですぐに演奏をしなければならないシチュエーションに遭遇したことがない場合は、

特に必要性を感じないかもしれません。



人間、必要に迫られないと中々行動に移せないものです。







さて、楽譜に苦手意識のある方は
そういった気持ちが潜在的にあるかもしれないな、ということを踏まえて
改めて

「なぜ譜面を読めたほうがいいか?」

を考えてみましょう。






・まずよく言われる一般的な見解から述べると

読んで書けた方が便利だから

です。
当たり前ですね(笑)




言語と一緒です。


日本で生まれ育って義務教育を修了した人で

「日本語はもう話せるんだしさ、べつに読み書きってできる必要ないよね」

と言う人はほぼいないはずです。







書いてあることが読めればインプットが早いですし、
書いて人に伝えたりとアウトプットも出来ます。


音楽という非言語コミュニケーション
音符に表すことによって可視化するわけですね。






譜面を読み書き出来た方が
長い目で見た時に演奏できる世界が広がる
のは言うまでもありません。





・そしてもう一つ大切なことが

世界中で通じる共通言語だから

です。




何度も曲を聴き直して耳でコピーした感覚で演奏することも大事ですし、
いつも同じメンバーと「あ・うん」の呼吸でやれる一体感が良い時も勿論あります。




ただ認識しておいた方が良いのは、
説得力のある演奏とは

一部の地域、一部のコミュニティだけでしか通用しない音符ではなく
いつの時代に、世界中どこに行っても通じる音符を出す

ということです。









よくあることなんですが
名前が売れていて有名なロックバンドマンが
普段と違うメンバーと、自分のバンドの曲じゃない音楽を演奏したらボロボロだった、
という現場を今まで何度も見てきました。


周りは標準語を喋ってるのに自分だけ訛りがひどかったら
コミュニケーションが一方通行ですよね(^-^;



まぁ世界には楽譜が読めなくても素晴らしい演奏をするミュージシャンも沢山いらっしゃいますが、
そういった天才は別として(笑)

一般的に、ということです。






ということで、楽譜を読めるようにするにはまず

「あ、音符が読み書き出来ないと本当にヤバいんだ」
「楽譜を読めるようになりたい!」

という気持ちを
心の底から思えるようになること
が最初のステップかと思います。






読譜も演奏と同じ熱量で取り組みたいものですね。





また別の記事で
楽譜を読めるようにするための具体的な方法を記述していきたいと思います。



_________________________________________________________________

ドラム/パーカッションのレッスン生徒を募集しています♪


指導歴は俳優へのドラム演奏指導に始まり10年程、様々な年代のニーズに応えたレッスンを行っており、疑問を残さず基礎から上達していくレッスン内容に生徒様から大変好評を頂いております。

・何か趣味が欲しい方

・これからドラムを始めてみたい方

・リズム感を鍛えたい方

・今よりも早いスピードで上達していきたい方

・スランプを抜け出したい方

・読譜力を高めたい方

・プロを目指している方

・講師としての仕事に携わりたい方

…等々、ご興味がある方は下記のURLからご確認の上ご連絡ください♪


_________________________________________________________________

演奏等、お仕事のご依頼はこちらからお願い致します♪

鈴木 佑のホームページ



_________________________________________________________________________________

Twitterアカウント

1日1ツイートが目標です(笑)


0 件のコメント:

コメントを投稿