2019年9月22日日曜日

曲の流れをスムーズするためのフットワーク

前回の記事ではハイハットのルーツについて書かせて頂きました。

令和初のブログと、ハイハットについて



それと関連して今回はリズムキープに重要な役割を果たす
「ゴースト・モーション」
についてです。




よく頂く質問として

「ドラムの人ってよく左足がずっと動いてますけど、あれって何ですか?
貧乏ゆすりですか??www」

というものがあります。



たしかに私も音楽を聴きながら体でリズムをとっていたら
周りから白い目で見られたことがあります。(苦笑)




ゴースト・モーション=おばけの動き
ということで、動作のみで音は出さないフットワークのことになります。


主に左手のスネア等で音を出す「ゴースト・ノート」とは異なるので気を付けましょう。
(※ゴースト・ノートについてはまた記載していきます)








ゴーストモーションを取り入れることによって
色んなメリットがあります。

・リズムとフィルインのテンポが近づく

・バスドラムを裏拍に入れる時などに左足が補助的な役割をしてくれる。

・様々な4way independence(四肢の独立)の練習になる。

・視覚的要素が大きいので、見た目でノッている雰囲気が作れる(場合による)

といったようなものです。




さて、やり方ですが
まず考え方としては
左足はハイハットを鳴らす鳴らさないに関わらずカカトがダンスしているように動かすこと。
動きのイメージはダンスのステップです。


フィルインの時は上半身のみのプレイにならないように
4分音符や8分音符を踏んで(注:ジャンルによります)補強し、
四肢全体がバランスよく機能するように心がけます。




右足も同様で、
音を出してる以外の時にカカトが一定の動きをしているかが大切です。

勿論、むやみやたらに動かせということではなく
毎回踏むごとに同じ動きで裏拍のリズムを取れると良いですね。

右足に関しては人により奏法にかなり差違があるので今回は割愛します。





具体的な左足ハイハットの練習としてはこちら!



左足のハイハットで8分音符、4分音符、8分裏、2拍4拍目、に踏むというものです。

これらを初めは、自分がよく使ったりすぐ出来るような
リズムパターンやフィルインで繰り返し練習してみましょう。


最初はバランスを取るのが難しく感じるかもしれませんが
慣れてくれば身体全体で音楽表現が出来るようになってくると思います♪





気を付けて頂きたいのが
よく見かける事例として
リズムキープを左足に依存している

という場合があります。


ゴーストモーションはあくまで補助的な役割にするとして、
全て左足でタイムを取るということはやめましょう。



■今回の結論

・ゴーストモーションを巧みに使って曲の流れをよりスムーズにしましょう。

・意図した場面でフットハイハットを演奏出来るとより多彩な音楽表現が出来ます。




足の動き、他にも色々ありますが今回はこんなところで(^^)/
参考になれば幸いです♪


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