2021年2月5日金曜日

同じようなミスを起こさないようにする方法とは

ドラマー/講師の鈴木佑です。



突然ですが

「あぁ、またやっちゃった!」

って経験、したことありませんか?

私はあります(^-^;



ここでいう「またやっちゃった」というのは

今まで何度も同じようなことを言われたのに、

また同じようなミスを起こしてしまう

という状態のことを指しています。





 今回のブログでは、

「同じような失敗を繰り返さないようにするには」

という題材で書いていきます。



こちらの記事は

1.なぜ人は同じような失敗をしてしまうのか

2.人には「できるようになった」と思い込んでる期間が存在している

3.どうしたら同じ失敗をしないように改善出来るのか


という順番で解説しています。





人はどうしても

同じようなミスを繰り返してしまう生き物です。

(※後述しますが、この時点で「自分はそんなことないよ」と思ってる方は危険です)





仕事で何度も同じミスをして上司に怒られてしまった

とか。



部下や子供に指摘する立場で、

何度も同じ注意をしているのに改善されず、うんざりしてしまう

とか。




指摘される側の立場からすれば

何度も同じことを言われたいとは思っていない。


言う側の立場としても、何度も同じことを言わなければならない、、





ドラムで例えるならば

自分自身教わっていた時に何度も同じことを指摘して頂きましたし、

また、同じようなことを何度も生徒さんにお教えさせて頂くことがあるわけです。




こういうことって言われた瞬間は

「確かにそうだな、、気を付けないと」

と思うのですが、

時間が経つとまた同じような失敗を繰り返してしまうことってあります。






どうやら人間というのは

一度指摘されたミスを中々改善出来ず、

何度も繰り返してしまう傾向にある

らしい。






よくよく考えると不思議なことです。

一度で理解して、もう次からは忘れないようにしたら良いだけなんですから。



しかし人間は機械ではありませんので、

それが出来たら苦労しないよ!という話です。





・そもそもなぜ同じ失敗を繰り返すのか?



説明していくにあたり、まず初めにおさえておきたいのは


「わかる」から

「できる」に至るまでの過程です。



出来ないことを出来るようになるには三つの段階があります。




1.まず初めに「わかる」

2.次に「できたことがある」

3.最後に「できる」

です。




1.「わかる」というのは、例えば数学の勉強をしていて

「ナルホド、こういう方程式に当てはめれば問題を解けるようになるんだな」

と理解した段階です。

頭の中でイメージはできたけど、練習問題を解いたりはしていない状態なわけですね。





次に、実際に練習問題に取り組み、無事に解けたら

2.「できたことがある」になります。

頭で理解出来たことを意識して行動することで、

少なくても一度は実際に出来た

という状態。





最後の

3.「できる」状態は

何も考えなくても無意識レベルで実行出来る、

数学の問題で言うなら手がスラスラ動いて問題を解ける状態です。




ここで大事なことがこの

2.「できたことがある」

3.「できる」

の間に

「できる(と思っている)期間」

が存在しているということ。


言い換えると「できる幻想期間」とでも言いましょうか。



この期間が、多くの人が陥る落とし穴となります。


「できたことがある」「できる」の間には

もの凄い隔たりがあります。







人間というのはただ一回出来ただけで

「これは大体分かった、もう出来るかな」

と思い込んでしまいがちです。




記事の冒頭で捕捉しましたが、
経験が浅い人ほどそうなりやすい傾向にあります。


こういったことを
ダニング=クルーガー効果
といいます。




ダニング=クルーガー効果とは、簡潔に例えるなら

能力の低い人間ほど自分のことを無能と気付けず、優越の錯覚に浸る

という現象のことです。
(私がそう思ってる、とかではなく用語の解説ですよ!汗)





私の場合だと
初めてドラムを叩き始めた時、8ビートを覚えて

「あ、ドラムってカンタンに出来るかも?」

なんて思った時期がありました。


(今思えば浅はかなこと極まりないのですが、
良い意味での勘違いというか
始めるきっかけの成功体験としては良かったのかなぁとも思います。。)





こういった状態から経験や知識を深めていくと
逆にどんどん自信を失っていき

「うわ、、自分って何も知らないし出来ないことばかりだった。。」

となります。



そこから更に努力して知識や経験を重ねることで
地に足着いた実力が伴って

幻想ではない本物の自信が高まっていくようになる

というような過程があります。





このようなわけで

能力不足な人ほど「何でも分かっている」と思いがちだし

能力が高い人ほど「まだまだ知らないことが沢山ある」と思っているわけですね。




いわゆる一流と呼ばれるアーティストほど
謙虚で人間的にも素晴らしい方が多いのも
こういった理由があると思います。


自分も見習いたいものです。





さて、話を戻して

人はなぜ一回「できたことがある」からといって
すぐ「できる」つもりになるのか?


それには

人間は無意識の脳のズレに自分で気付けないから

というのが理由に挙げられます。







例えば水泳で考えてみましょう。


泳いだことがない人が三人いたとして、
その三人にクロールの泳ぎ方を
映像を見せるなり目の前で実演するなりして
見よう見真似でやってもらうとします。


そうしたら、まず間違いなく三人とも
違うクロールの泳ぎ方になるはず。




なぜ違う泳ぎ方になるかというと

人には筋肉の付き方や体重差、他のスポーツをやっていた時のクセ、等

無意識のバイアス(偏り)がかかっているから。






ドラムにしてもそうで、

体格、聴いてきた音楽、運動経験、他の楽器の経験、身体の重心の位置、等々


様々な要因で同じ演奏を真似しても、同じ叩き方にはなりません。

関連記事:音楽とスポーツって似てる?





武井壮さんが仰っている

「自分の身体を自分の思うように動かせれば最強だ、まずはそれを学ぶべきだ」

というような言葉がありますが、まさにこういう部分のことだと思います。




人間は自分の身体を自分の思ったように動かせません。

私も含め例外なく、みんなそうです。



これはスポーツや楽器に限った話ではなく

仕事や勉強も全てに関して

人間が行動するときには

認知のバイアスが強烈にかかっています。


出来ているつもりが出来てない、

そのことに気づくのも非常に難しい、

そんな状態にあります。





出来ていないことに気付く機会がなく

一回か二回出来たことがあるくらいだと

また「できてない状態」に戻るんです。


これまで人生の中で経験してきた色々なことの集大成としての、

「無意識のズレ」に戻ってしまう。




「なるほど、こうしたらいいんだ」と思っても

気付いたら全然出来ない状態になっている、


人間こうなりやすいんだ、ということを

まず理解しておきたいですね。





・ではどうしたら「できる」ようになるのか



長くなりましたが本題です。



大事なのはこの

「できたことがある」

から

「できる」

状態へ

いかに最短で辿り着くか。





具体的にどうすればいいかというと

「こまめな、定量的な評価をもらうこと」



ここでいう定量的な評価というのは

信頼できる人に見てもらい、具体的な評価をもらう

ということです。



そうすることで

「自分はここの理解が足りてないのか!」

と分かるようになっていきます。




「なーんだ、そんなことか…」

と思われる方もいるかもしれませんが、これが一番有効な方法ではあります。



何が間違っているかは分からないけど、とにかくうまくいっていない

という状態だと、

人間はずっとその間違った方法、間違った考えを繰り返してしまいます。



そうならないために、分解して細かく

「ここの部分がこうだよ」と指摘してもらうわけです。





自分の出来ていないことを具体化することで
それらを自覚し
改善出来るようになっていく。

このプロセスが誰にでも必要です。




こういった観点で見ると

一流のアーティストにベテランボイストレーナーがついていたり

プロのアスリートに敏腕コーチがついていたり

というのも納得がいきますよね。




私も信頼できる先輩ミュージシャンの方に

チェックをしてもらったり意見を頂いたり

ということを今でも意図的に続けています。





「できると思っている」状態をいかに短くするか、

という観点を持って

「こまめな定量評価、具体的な評価」を意識していきたいものですね。



最後に、このような

教える側の立場の人間として大切なことは

「必ずできるようになるから、相手を信じる」

という考え方だと思います。



時間差はあれど、続けていれば誰でも必ずいつかは

幻想期間を抜け出して

「できたことがある」から「できる」状態になりますから。




ということで、今回は

「同じ失敗を繰り返さないようにするための改善方法」

という題材で書いてみました。


参考になりましたら幸いです♪



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2021年1月25日月曜日

スタジオノアの宝くじが当たったのでピアノレッスンを受けてみた

ドラマー/パーカッショニストの鈴木佑です。



今回のブログではタイトルにありますように、

サウンドスタジオノアさんにてピアノの無料体験レッスンを受けさせてもらったので、

そちらの体験記を書いていこうと思います。




因みにサウンドスタジオノアというのは

東京都内で店舗展開している大手スタジオ店のことです。



リハーサルスタジオだけでなく、

レコーディング、ダンス、ピアノ、ボーカルブース、ピアノスタジオなど

エンタメ全体の需要に対応しているイメージです。



プロアマ問わず様々な人が利用しています。

関東圏の方でしたら使ったことのある人も多いのではないでしょうか。





ユーザー目線の感想ですと


バンド系の音楽スタジオに時々ありがちな

ロビーがタバコくさい、受付アルバイトの対応の悪い、機材の状態が悪い、

といったイメージからは離れた、全体的にクリーンな印象です。


店員さんも裏方としてのプロ意識の高い人が多くて、とても良い対応をしてくださいます♪





さて、ことの発端は年末年始。


コロナの影響で帰省も出来なく、イベント等も特になく、

という状況でしたので頻繁にスタジオにて個人練習に入っておりました。



年末年始はお休みのスタジオが多い中ノアは開いていましたので、よく使わせてもらいました。

そんな中1000円の利用ごとに一枚もらえる宝くじ企画がありましたので、ぽんぽん応募しました。




たしかスティック、ヘッドフォン、スネア、ドラム体験レッスン等

色々応募したのですが、

その中でピアノ体験レッスンが当選したのです♪




毎年ちょっと弾いてはすぐ止めて、を繰り返していたピアノキーボード。

今年こそは継続したい!ということで始めるきっかけになればなぁと応募した次第です。




当選の連絡を頂き、日程調整をして、

早速受講して参りました!



日程調整時に楽器歴や受講目的、希望ジャンル等の簡単なヒアリングがあり、

おそらく店舗、日時、ジャンルによって担当してくださる講師が決まるのだと思います。






今回レッスンしてくださったのは中谷幹人さん。

ピアノ初心者の私にも親切丁寧に教えてくださいましたm(__)m





まずは軽い自己紹介。

そのあと譜面を頂きました。


関連記事:楽譜を読めるようにするための最初のステップ




最初は右手での玉譜の弾き方です。

曲はアメージンググレース、ギターでも最初の方によくやるイメージです。


右手でしどろもどろしながら最後まで弾き、次にコードの弾き方にいきます。





まずは3つのコード、C,F,Gのおさえ方。

おさえた後、同じコードの別のおさえ方を練習します。





そしてトニック、ドミナント、サブドミナントについての音楽理論を説明してもらいます。


昔勉強した理論を必死に思い出しながら聞きました( ;∀;)






因みにさらっと書いてますが、ここまで進んだ時点で汗だくでした(笑)


ドラム叩くより汗かいたんじゃないかな、、

部屋が暑かったのかな。。?




そんな私を察してか、中谷さんは雑談も交えつつ

ピアニスト視点からのドラム話もしてくださり楽しい時間となりました(^^♪





最後に

いきなりハノンの練習では難易度が高いだろう、

ということでおススメの本を教えてもらいレッスン終了。







受講後スタジオスタッフの方から、ノアのスクールの利用規約の説明を受け終了。

強引な勧誘等もなく楽しく受けさせて頂きました。



サウンドスタジオノアさん、貴重な経験をありがとうございました!




ピアノ、、もう少し練習しよっと。




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2020年4月25日土曜日

自粛でイベントが無くても楽器でも何でもした方がいいよね、という話

前回の記事からまた少し間が空いてしまいました。


世界中、新型コロナウイルスの影響で
大変なことになっていますね。



仕事が激減したり自宅にいることが増えて
気が滅入る人も多いことと思います。



何が一番気を滅入らせているかというと

この状況がいつまで続くか分からない

ということですよね。



そして

先の展開が誰にも分らない

ということ。(少なくとも一般レベルでは)





まさに戦時下のような、明日がどうなるか分からない中で
どのように精神を健全に保っていけばいいのでしょう?



今回の記事では

1.精神の安定のさせ方

2.さらに安定させるには

3.結局安定したところでどうするの?


という項目で書いていきたいと思います。







1.精神の安定のさせ方



何でもいいので成長を実感できることを作ること



人間というのは右肩上がりに成長を実感していると、
希望が持てるし楽しいと思う生き物です。

それはもう脳みその構造がそうなっているから
としか言いようがないのですが。


(世の中の商品はそういった心理を巧みに使って
購買意欲を刺激するよう設計してありますよね。
スマホゲームの課金システムなど最たる例です)



逆に右肩下がり、あるいは横ばいで成長をしていない、
という状態が続くと人間落ち込んでしまうもの。




何でもいいから
今日の自分が昨日の自分より前に進んでいる
と確認できるものを持っておくこと。




今まででしたらそれが
仕事の量、収入
といった数値で見えたかもしれませんが

この大恐慌の中、お金の数値だけで成長の実感を測るのは
大変危険だと考えています。


※個人的にはこういった資本主義社会の考えに基づいた価値観、
もっと言えば資本主義経済そのものはこれから緩やかに終焉に向かっていくと考察していますが、
それを書き出すととても長くなるのと、この記事のテーマから外れるので今回は割愛します。






なにも資産の上下、ということだけじゃなくてもよくて

例えば筋トレとか
そういった始めやすくて分かりやすいものでいいです。

筋トレって出来るようになった回数、見た目、など
やればやっただけ効果が目に見えますよね?




他にも

ジョギングの距離を少しずつ伸ばしたり

楽器を練習したり

ダイエットをしたり

SNSのフォロワーを増やしたり

YouTubeの再生回数を伸ばしたり

等々。





ほんの少し何でもいいので、目に見える成長があれば
人間のメンタルは安定します。





新しいことを始めるのも
成長を実感しやすいので良いですよね。





2.さらに安定させるには


それを共有すること


「今自分はこういうことをして成長を楽しんでいます!」

ということを多くの人と共有して、共感してもらえれば
何倍もさらに楽しくなるものです。

一人で完結してもいいのですが、今のように人と会う機会が少ない時期には
結構大事なことだと思います。



例えば筋トレだったらその様子をSNSにアップするとか
それくらいのことでも良かったりします。



私も最近自分のYouTubeチャンネル
レッスン動画をアップしたりし始めましたが
やはりチャンネル登録者数が増えたり再生数が増えたりすると嬉しいです。
(ほんとにちょっとだけど…)



つまり私のメンタルが安定するのも、
こうしてブログやYouTubeやSNSを見てくださっている
皆様のおかげともいえます(笑)


ありがとうございます!





3.結局安定したところでどうするの?


ここまで読んで頂いた人の中で


「いやいや、メンタルは安定するかもしれないけど
問題解決になってないやんけ!
綺麗ごとばっか言いやがって!
ムカついたからお前のYouTubeに低評価を付けてやるぜ!」


と思う方もいらっしゃるかもしれません。





ここで大事なのは

気持ちを安定させる
=冷静な判断が出来るようになる

ということ。





最初に挙げた筋トレで言えば
大切な判断を迫られる経営者や重役の人で
体を鍛えてる人ってよくいらっしゃいます。


身体を鍛えて
体重や筋肉量を測り成長を実感する

精神を安定させている


あれは体を鍛えている、というか言い方を変えれば
心を整えている
ということですよね。





大切なことなのでもう一度言いますが

気持ちを安定させることで
冷静な判断が出来るようになる脳みそを作っておく

ということです。










この記事の冒頭で言いました。

今回のコロナショックの一番の不安要素は
先の展開が誰にも分らない
ということ。


誰にも正解が分からない時代になりました。


そんな中で求められるのは
自分で情報を集めて精査して判断して行動すること。


メンタル不安定で情報に振り回されてたら
冷静な判断なんて出来ませんよね(^-^;




ということで
楽器をやってる人、これから始めようという人は
イベントが無くても人と合わせられなくても


練習をして日々の成長を実感する→
メンタルが安定する→
冷静な判断が出来る


というステップが踏めたら良いよね、というお話でした。

(因みに一流の芸術家やアスリートは
こういったことを平時からやってると思う)


こんな時でも楽しく毎日を過ごしていきたいですね♪
頑張りましょう!




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2020年3月23日月曜日

ドラムの素材について知ってみよう!(初級編)

ドラマー、パーカッショニスト、音楽講師の鈴木佑です。




以前の記事で
楽器を購入する際に自分の扱う楽器がどんなものなのか
改めて考えてみよう


ということをテーマにブログを書かせて頂きました。

関連記事:
ドラムって何から買ったらいいの?と迷った時に改めて考えてみたいこと



今回はそちらの記事の続きとして

楽器選びの際のポイントの一つ、

ドラムの素材について解説していきます(^^)

目を通して頂ければ
素材の名称やそれぞれの特徴がざっくりと分かるのではないかと思います♪






ドラム(太鼓)には胴体の部分がありますが、そちらをシェルといいます。

シェルの材質によって音に大きな変化が生じるので、

楽器を選ぶ際は是非知っておきたい要素となります。







シェルには大きくわけて



・ウッド系(木胴)


・メタル系(金属胴)



の二種類があります。



木と金属の素材には多くの種類があり、

楽器を買う方にとっては選択肢が多く迷いやすいですよね。





それぞれの特徴をかんたんに述べていきます♪








■ウッド系

木製のスネアは木の種類や産地によってサウンドが異なります。
自分の演奏するジャンルやスタイルにマッチしたものを選びたいですね。




・メイプル:明るく暖かいトーン。

木胴の中では定番といえます。

豊かな中音、低音域があり音の子音は「A」

ダンダン、タンタン♪といったイメージでしょうか。


美味しそうな名前ですが舐めても甘くありません。





・バーチ:メイプルよりもややダークなトーン。

重くて存在感のある音が特徴です。

音の子音は「O」でドンドン、トントン♪といったイメージ。

和太鼓を叩けそうな名前ですが気のせいです。






・ビーチ:中低音(ミッド・ロー)の響きが特徴的な素材で、
粒立ちがはっきりしてサスティーン(持続音)が短め。

音の子音は「U」でドゥンドゥン、トゥントゥン♪といった感じでしょうか。


開放的な雰囲気の名称ですが気のせいです。




・オーク:低音(ロー)の響きが特徴的な素材です。

音量がありワイドな響き。
音の子音は「O」でドンドン、トントンという印象ですがバーチよりも少しウェット。

モンスターの名前っぽいですが人を襲ったりしません。



木材は他にも
マホガニー、ブビンガ、ポプラ、ローズウッド、ゼルコバなど
沢山あります!







■メタル系

木製スネアより楽に音量が得られることが多いです。
ウッド系のような自然なサウンドは少なく金属音が含まれます。

素材自体のサウンドを知るには
コインをコンクリートの地面に転がして音を聴いてみると掴みやすいです。
以下硬貨別の種類です。





・スチール:100円玉の素材。
パワフルでストレートな鳴りが特徴で、クセがなく金属胴では定番です。

(個体差はあります)





・ブラス:5円玉の素材。
明るく伸びがあるサウンドが特徴で、音の膨らみが感じられるほど良く鳴ります。

(もちろん個体差があります)




・アルミ:1円玉の素材。
スチールより柔らかく、軽くて持ち運びが楽だったりします。
鳴り過ぎずおとなしめで耳に優しいです。

(個人の感想です)




・カッパー:10円玉の素材。
ブラスより音に芯があり、アタック音の輪郭がハッキリしています。

(あくまで個人の感想です)



他にもチタン、コパーや特殊素材であるカーボンやアクリルなど
沢山あります!






楽器は演奏していると素材が鳴ることにより
サウンドが育ち変化していきます。


プレイヤーと一緒に成長していくので愛着も湧いてくるもの。


また素晴らしい楽器での練習は上達のスピードを早めてくれますし、
楽器への理解も深めてくれます。

関連記事:
楽器に詳しくなるために




是非、お気に入りの楽器を見つけていきたいものですね!



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2020年1月30日木曜日

音楽とスポーツって似てる?

よくドラムを叩いていると

「スゴイ体力ですね!」
「やっぱり筋力が必要ですよね?」
「スポーツみたいですね!」

といったご意見を頂きます。




ドラムは身体を駆使して演奏する楽器ですし、

パフォーマンスを意識した演奏が記憶にも残りやすいですから

そういった印象を持たれるのは当然のことと思います。








これは経験してみないと分かりようのないことなのですが


ドラム演奏は

演奏のために最低限の筋肉は必要だが、そこから先は

いかにリラックスして叩けるか?

の方が重要だとよく言われます。

よって人並み外れた体力や筋力は必要ありません。


その辺りのことは今後もレッスンやブログで色々とご紹介していきますが。





むしろ今年こそは筋トレ頑張りたいと思っています、えぇ…。







勿論、ある一定のジャンルではスポーツ的要素が強い音楽もありますが
今回は割愛します。


あまりに身体を酷使した演奏はケガや病気の原因になりますし、
音に無理が生じたり聴力を落とす原因にもなります。

実際そうして故障していくミュージシャンを何度も見てきました。



そういったことから自分の生徒には
セッティングや奏法には時間をかけ教えて
長くドラムを叩けるようにしています。

心身共に健康で続けることさえ出来ればいくらでも伸びますからね。



これはドラマーあるあるなのですが

ある程度ドラムを続けると

音楽を聴く時にドラムの音しか聴かなくなってしまう

という人が大勢います。



どんな風に手足が動いてるんだ?
ばかりを見てしまいがちなんですね。



上達のために必要な過程ですし
もちろんコピーが目的ならそれで良い部分もあるのですが



いかに手足を動かせるか?
にフォーカスし過ぎてしまうのは
かえって上達の妨げにもなりかねません。



音楽は
リズム
メロディ
ハーモニー
で成立しているからです。


関連記事:





ドラムコピーをする時は

曲の場面が何を意図していて
他の演奏者が何をしていて
その結果ドラマーが何をしているか?

までを含めてコピーが出来ると理想的であります♪
ドラムは音楽の一部ですから。





※誤解のないように付け加えますが、
楽器を自在に演奏できるようにする練習も超大事です!







前置きが長くなりましたが

じゃあまったく音楽や楽器にスポーツ的要素がないかと言えば
そんなこともなかったりします。




それは

本番というその瞬間にどれだけ力を出せるか?

というところが共通点ではあります。




ライブやレコーディングもそうですが
コンテストやコンクール等が分かり易い例だと思います。



ある目標に向かって準備をする。

技術的なこと、精神的なこと、健康面、
色々なものを万全にして
最高の状態を一番大事なポイントに持ってくる。


訓練と経験が必要であって、そういう意味だと
スポーツと演奏は似ています。




「音楽は勝ち負けじゃない」

よく耳にする心地良い言葉であり、その通りなんですが
コンクールのような順位が付くものでは、
個人の演奏家はどうしても競争の面が出てきてしまいます。


「音楽は勝ち負けです!」
と断言するメンターがいましたw
ギョッとする言葉ですが一周回って潔いですよね(笑)


因みにドラムセットのルーツであるマーチングバンドも
軍楽隊が元ですから、
めっちゃ体育会系だったりします。





ただ、
コンクール=競争
と考えるだけでは不十分


結果がどうであるかということより、

自分の演奏という行為に対する最高の準備の場

という意味で捉えれば
本番を経験するということは、
これに勝る成長手段は中々なかったりします。


私がよく生徒を発表会やセッションに参加するよう執拗に勧めるのも
これが理由です(笑)
もちろん強制はしていません♪




まぁこれだけ書いておいて
私自身コンテストとか出たことないんですけどねw

機会があれば頑張って応募してみようかなぁ。






ということで、

実戦に勝る練習は無し

心身共に健康で継続できる人が最強



という結論で
音楽とスポーツの類似点を考察してみました♪
ご覧頂きありがとうございました(^^)


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2020年1月29日水曜日

音楽ってなぁに?改めて考察したら名前通りだったという話

「音楽っていうのはファッションじゃないんだよ」

時々思い出すことがあります、
昔習っていた大御所の先生の教えにあった言葉です。


私もおおむねその通りだと思っていまして、

じゃあ「音楽」ってなぁに?

という疑問が浮かび上がるわけです。




答えは一つではないし、日によって変わるかもしれない。

誰でも考えたことがあるかもしれない
簡単とも難しいとも取れる設問であります。







私の認識では
文化であり芸術であり伝達の手段の一つ
だと考えているのですが。


関連記事:
ドラムって何から買ったらいいの?と迷った時に改めて考えてみたいこと

※ですのでファッションとも密接な関係は無くはないですが
上述したものは
「上っ面のファッションだけでやるものじゃない」
という解釈がまぁ適当だとは思います。

くれぐれもファッションで音楽をやってる人を
批判しているわけではございません(^-^;







音楽はよく
時間芸術
と呼ばれます。



例えば本を読んでいて
「これはなんだっけ?」
と思ったらページをめくり返してもう一度見ることが出来ます。



しかし音楽の場合、音は一瞬にして通り過ぎていくのでそうはいきません。
その時に行われた演奏はその時きりなんですよね。
(CDや映像等で再度聴くことは可能ですが)




そして時間に関わるのは記憶


記憶によって楽しむための仕掛けが音楽には施されています。


どういった工夫が施されているかというと
例えば
「覚えておいて欲しいところ」
「気を付けて聴いて欲しいところ」

「気楽に聴いてくれていいところ」

があります。




「緊張」と「弛緩」が繋がっておるわけですね





このようなことを音楽の
形式(フォーマット)
と呼んだりして、作り手はそのようなことを意識しながら
作編曲したり演奏したりします。




勿論聴く人はそんなことをわざわざ考える必要はないのですが、
無意識にこの「形式」に誘導されつつ聴くことになります。



そういったことから音楽は
「記憶に支えられた装置」
と言うこともできます。


関連記事:
「良い音」について考える



最近知り合いが、クラブで一晩中踊ってたという昔話をしていて
その時のことを

「音楽に踊らされていた」

と例えていたのですが、
緊張と弛緩の連続、、なるほどなと思いました。

ダンスミュージックには踊れるようにするための仕掛けが山盛りです。








よく
「私、音楽がないと生きていけなーい!」
「三度の飯より音楽が好きっす!」


という意見を耳にしますが、人間実際音楽がなくても
衣食住があれば生きていけるわけですよね?(笑)


しかしないと寂しい。。





人間は真っ白な部屋に数日間いるだけで
精神状態がおかしくなってしまうという
有名な話があります。

感覚遮断という実験で、

・人は刺激を求める
・人間の感覚・知覚機能は、感覚・知覚しつづける事によって維持される

といった具合の内容です。

こういった実験は極端かもしれませんが(^-^;






例えば殺風景で何もない部屋に一枚絵が飾ってあったとして、
べつに無くてもいいかもしれないけど

絵があることで目がそこに行って
何かを感じたり安らいだりするわけです。



人間がもし
衣食住だけでいいから、と

他の文化的なものが一切なかったら
きっと欲求不満になります。







じゃあ音楽は絵画や文学とどう違うの?

となるのですが、違いは
音楽は

「再現芸術」

であるということが大きな要因であると考えられます。
(演劇等もそうです)




音楽はそれが鳴っている時、響いている時しか存在していないので、
存在しないものを作るなんて本来不可能なわけです。



その存在しないものを鳴らせる、響かせるための手立てやきっかけを作るのが
音楽家ということになるのですが、

そういった時色々な方法があるかもしれませんが
主に使用されるのが楽譜になります。


関連記事:
楽譜を読めるようにするための最初のステップ




では音楽家が書いた楽譜が音楽かと言えば、
それ自体ではただの記号の羅列であり地図のようなものです。

ある意味では芸術かもしれませんが、音楽ではないんですね。




ですから楽譜は
演奏されて音が鳴った時に
初めて音楽になります。


劇作家が書いた戯曲が演劇になるかというと、
そのままで読まれる文学という別の芸術で、
演じて再現された時に演劇になる。

こういったものが再現芸術と言えます。



その日に行われたパフォーマンスは一つとして同じものはないわけです。



どんなに機械技術が発展しても
人間がやる生の演奏や演劇はなくならないと私は確信しています。
むしろ益々貴重なんじゃないかなと。





よくこういった芸事の分野では
芸の道は厳しい~…
という話題が挙がったりしますが、
日本は「道」を掘り下げる文化があります。


例えば
取っ組み合いが「柔道」
花を生けることが「華道」
お茶は「茶道」
文字を書くことが「書道」
など。。




こういった文化的なものは昔、大陸から伝わってきたとされていますが、
日本はさらに東へ伝えようと思っても島国で
東は太平洋なので中々伝えられない、

その結果「道」として下に深く掘るしかなかった、
という背景があります。




これらは素晴らしい日本の文化ですが
音楽って「音道」って言いませんよね?


明確な理由は分かりませんがもし
「音道」「音術」「音芸」
といった名前になっていたら
もっと頭でっかちで堅苦しくなっていたかもしれません。






人間の周囲には音楽が溢れていて、
きっと難しいもの、高尚なものといった
「道」としてでなく
身近で気楽なものとしておきたかったのでしょうね。


関連記事:
もう一歩深く音楽を好きになってみよう、という話



長くなりましたが、

音楽は人間がいればそこに存在するものだし
楽しいもの。

もし色々と迷ったら、
そこに立ち返れば良いんじゃないかなぁと思うわけです。


もちろん場合によっては
楽しむためのあれこれも必要ですけどね。



私も芸術や音楽に触れたりドラムを叩くと楽しいし元気が出ます(^^)

お腹は空きますけども~(笑)


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