2018年7月26日木曜日

グリップ上手になって表現力を付けましょう!

今回はマッチド・グリップの3種類の構え方、
特色や考え方について投稿させて頂きます。


マッチドグリップってなに?
という方は前回の記事

を参照ください♪





ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが
マッチドグリップには大きく分けて三種類

ジャーマン・グリップ

フレンチ・グリップ

アメリカン・グリップ

の三つがあります。




この三つのグリップですが
各グリップごとにサウンドの違いや演奏しやすさの違いがあり
使い分けることで、
ドラムセットでの効率の良い動きやニュアンスの変化が付けやすくなるんですね。




・ジャーマングリップは手の甲が上に来る状態でスティックを構えます。

手首を使ってスティックを大きく振りやすくなるので、
太い芯のある音を出しやすいグリップになります。





・フレンチグリップは親指が上に来る状態でスティックを構えます。

細かく繊細な音のコントロールに有利なグリップです。
親指がストッパーになって残りの指で微妙なコントロールがし易いんですね。






・アメリカングリップはジャーマンとフレンチの中間でスティックを構えます。

オールマイティに使えて使用頻度の高いグリップです。






「最初はどの持ち方が良いんですか?」
という質問をよく頂きます。
お答えしますと

初心者の方には最初はアメリカン・グリップを推奨しています。

手首を使えるし、
親指と人さし指の間からスティックを振り上げることが出来るので、
振り幅自在ですし、他の指も使えます。





ジャーマングリップも手首を上下に振れて、
大きい音を出しやすいので個人的にはおススメです。




そしてフレンチグリップですが
今までレッスンで初心者の方を見ていると、
楽器初心者ですと、指を使う感覚が初めは無い方が多いためか
腕や肘だけを使って叩いてしまう傾向にあるようです。


フレンチグリップで構えると
親指が上向きでスティックを抑えているため、
手首を使う感覚が身に付きにくいようなんです。


手首と指も使うことを意識することから始めましょう^^






さて、この三つのグリップですが

この時は必ずこの握り方!

と決まっているわけではなく
実際の演奏では、
ドラマーは音楽の場面によって
欲しい音のイメージを持って切り替えて叩いています。




大事なことは
「このグリップでこの叩き方だから、この音が出る」
ということより、




「この音が欲しい」

という欲求が最初に頭の中にあって

「出したい音のイメージを持って叩いた結果この持ち方になってた」

という順序と考え方が大切なのではないでしょうか!






とは言っても最初は

音のイメージが分からない

という方もいらっしゃると思うので、
まずこの三つのグリップでドラムを叩いてみて
音のイメージを持ってみたら良いのではないでしょうか♪




YouTube等で好きなドラマーがどんなグリップで叩いているか
観察してみると面白いですよ(^^)


以上、マッチドグリップの三種類について触れさせていただきました。
何か参考になれば幸いです(^^)/





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