2019年1月19日土曜日

本番後の心持ちについて

ライブや発表会、人前に出て演奏することは緊張してドキドキすると同時に
非日常的で楽しい経験であると思います。


打ち上げで楽しく盛り上がり、思い出も出来て最高ですよね(^^)
またライブやろうぜ!イェイ♪
となったら音楽は止められませんね♪





逆に前回の記事でも少し触れましたが、
中には本番が上手くいかなくて
落ち込んでしまったり、もうコリゴリだ、
と感じてしまう方もいらっしゃるかもしれません。


真面目に取り組んできたからこそ、
うまくいかなかった時のショックは大きいですよね(~_~;)






そんな時は自分の中で色々思うこともあるでしょう。


しかしそれらは他人から見たら案外分からなかったり、全然気にならなかったり、
逆に良かったと思われることだってあります。

気にしなくて大丈夫ですよ(^^)/





「それでも落ち込んでしまうんです!
人前で演奏なんてコリゴリですー!
どうしてくれるんですか!」

という気質の方もいらっしゃるかもしれませんね。




身も蓋もない話ですが、そもそも

音楽というのは人と一緒にやるものだし、
最終的に人前で披露するもの

だという認識でいましょう。


そうでなければ四畳半ミュージシャンとして、
自分の世界でだけ楽しんでいれば良いのです。



少々辛口の言い方ですが、
必要以上に緊張したり落ち込むのは

自意識過剰、
もしくは自分に過度の期待をし過ぎ

という捉え方も出来るかもしれません。


家族や友人、先生等は別として、


他人は案外自分のことなど見ていません。







そしてこれは自分に言い聞かせる時もありますが、
翌日にまでは引きずらないこと!

本番の録音を冷静に聴き分析して、生まれた反省点を改善してまた次の本番に臨む、、
この繰り返しで上達していくものです。


長い目で見れば
必要な過程だった
と思えるわけですよ◎










さて、人によってはもう一つ落ち込む要因があります。
それは

他人と比較する

ということ。





くれぐれも他人と妙な比較をしないことです。



自分がそうだったので良く分かるのですが

私の経験上、ここの心構えがぶれると本当に良くない。





自分より上達が早い人を見て

「あの人は自分よりセンスがある」

自分の解釈だけで受け取り落ち込まないことです。





人間は生まれてから今日までで、人生で積み上げてきたものがそれぞれ違います。


子供達での中でもそういった違いが生まれますし、
ましてや大人になってからは
それまでに培ってきた基礎知識や基礎能力に大きな違いがあって当然です。



そういった違いが物事の習得に差を生むのです。



こういった基礎的な違いは
「力量の違い」ではなく力の「方向性の違い」
と捉えるのが適切かと。





いくつかの音楽的事柄を誰かが自分より早く習得したからといって、
ドラマーとして、またはミュージシャンとして、
ましてや人間として自分より上だなどと簡単には決めていけません。



他のいくつかのことで、自分の方が早く習得出来るものがあるはずですので、
そこまでの判断をするのが早すぎるのです。






その一方、
人と自分を比べ世間を見つけ直し、
自分の位置を再確認することで
前に進むための原動力に変えられる
→そうすることで「向上心」を高められる


というならそれは健全な受け入れ方でしょう、
そういった環境が必要な方もいらっしゃるはずです。





少々壮大な言い方ですが
地球上にいる人間は皆歩んできた道が違い、心得てきたものが違います。
誰一人として自分と全く同じものを持つ人間はいません。



そんな中、人と人を比べ「どちらが上か」ということを決めること自体が非常に難しい。

答えが出るかどうかも分からないことだし、
仮に出たとしてもそれが「本当に正しい」のかどうかは誰も分からないのです。






結論、じゃあ自分に出来ることは?と言えば

自分自身を知りその可能性を信じること、自分の道を探すこと。


そして後は自分のペースでコツコツとやっていくこと。


これは自分もそうでしたが、
焦っていいことは何もありませんからね!





少々話が大きくなりましたが、今回はこんなところで!

参考にして頂ければ幸いです♪




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2019年1月15日火曜日

発表会お疲れ様でした♪と「緊張」に対しての解決策について

先日は講師として参加させて頂いている

Roots Music School

の発表会が府中のバルトホールにて行われました♪







毎年参加される生徒さんの人数も増え、
規模も大きくなり今回は参加者だけで50名以上!


皆様Rock,Pops,Blues,Jazz,Gospelなどそれぞれの音楽を表現されていました。


全くの初心者や独学の状態から、
こうして大きいステージに上がって
人前で演奏出来るようになるって凄いことですよね♪



皆様素晴らしかったです。
楽しかった!
という声を沢山聞けて私も嬉しくなりました(^O^)



中には
「練習通りいかなかった・・・」
と落ち込む方もいらっしゃるとは思いますが、
少ないリハーサルと普段と全く違う環境での演奏で
ベストパフォーマンスを発揮するのは至難の業です(^-^;



私も昔そうだったのですが、
真面目過ぎたり完璧主義な気質の方ほど
落ち込んでしまう傾向にあるようです。


そういった方には本番は一回一回が生き物で、
人間は機械ではないので
そもそも不完全なものですよ、
ということはお伝えしたいですね♪



本番の経験を積み重ねることが一番の上達に繋がりますから、
そこも長い目で見たら必要な過程
だと捉えて楽しんでもらえたらと思います!






さて、よく頂く質問として

「緊張してしまうのですが、どうしたらいいですか?」

ということを聞かれますのでお答えしていきたいと思います。


結論、緊張は誰でもします(笑)

というとレッスンブログにならないので
解決策をいくつか提示していきます。





1.場数をこなすこと。

こればかりは経験がものを言うので、一番の解決策はこれなんです。

非日常的なことを経験する時には緊張をしますから、
あまりステージを特殊な場だとは思わないことも一つの考え方です。




2.不安要素は事前に無くしておく。

これは普段の練習の段階の話ですが、
出来るかどうか心配な箇所があると構えてしまうものです。

例えばあるフレーズが練習不足で出来るか不安な状態でいるとしましょう。
そうするとそのフレーズが曲中で近づいてくると、
(来るぞ来るぞ、、)
と気構えて前後のノリがハシってしまったり、とかね(^-^;


そういった不安定な要素は様々な角度から練習して潰しておくことです。
様々な角度、というのはレッスン等でお伝えしますよ♪





3.解釈の癖を変えること。

私達の脳の機能は欲しいものではなく、
欲しくないものに意識が向きやすいという性質があります。


ある有名な実験があります。


子供達にコップ一杯に入ったお茶を運んでもらい、一方の子供には
「こぼさないようにね!」
と言います。

もう一方の子供達には
「上手に運んでね♪」
と声をかけます。


これ、言っている内容は一緒ですが
「こぼさないようにね!」
と言われた半数以上の子供はこぼすのです。

一方で
「上手に運んでね」
と言われた9割以上の子供は上手に運ぶ、という結果が出ています。


人間の脳は
「~しないようにする」というより「~を出来るようにする」
という解釈の方が意識に刷り込まれやすいのです。


具体的な事例を挙げると
「ここのリズムパターンを失敗したりヨレないようにする!」
と考えるより
「ここのリズムを気持ちよくノレるようにするぞ♪」
と意識した方が良い結果に繋がり易い。


これは一つの例えでしかありませんが、人間の想像力はそれだけ凄いんです。

欲しい結果の方にフォーカスを当てましょう!




4.本番前に食事を摂ってみる

食事をすると血糖値が上がり、そのことが筋肉運動を助け、
更に集中力を保つと言われています。

もし血糖値が低い状態で激しいドラミングをすると、
筋肉が脳からの要求に応えられなくなり、
集中力が低下する場合も考えられます。

日常と同じように食事をして本番に臨むというルーティーン的な役割もあると思います。



しかしこれはドラマーに限った話で、
運動量の少ないパートの方は本番前に食事をするとかえって眠くなるらしい。。

本番前は食事を摂らない!
という考えの方も結構いらっしゃるので、
自分には合ってるな、と思われる方は一度試してみるといいかもしれません♪


私の場合このやり方は合っているので実践しています。




5.ガムを噛む


よく野球選手が試合中ガムを噛んでいますよね?
あれはガムが好きだから、
アメリカ人だから、
という理由ではなく(笑)


咀嚼という行為は心臓の鼓動とリンクするので(リズム運動)、
ゆっくり噛むことで上昇した心拍数を低下させ、
冷静に物事を判断できるようになります。


また噛むという行為は顎だけではなく、その顎を働かせる脳の運動にもなります。

そのため、ガムを噛む人と噛まない人では
集中力の差が出ていることも明らかになっています。


ガムを噛むことにはリラックス効果があるんですよね!


ガムを噛むことが許される場では試してみると効果アリかもしれません♪







以上です。

実は他にも色々ありますが今回はこんな所で(^^)/

ここぞの、緊張する!という場面で試してみてもらえればと思います♪




それでは発表会お疲れ様でした♪

次回も楽しんで頑張りましょう!








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2019年1月9日水曜日

「左手がうまく動ないのですがどうしたらいいですか?」という質問への解。

ご挨拶が遅れましたが、新年明けましておめでとうございます。

今年もブログ等で有益な情報発信をしていきたいと思います!
youtubeでのレッスンチャンネルも開設しようか検討中。

やはり動画コンテンツは文章よりも伝わりやすかったりしますよね(^^)
リクエストも受付中です!






さて、今回は左手の強化についてです。

よく頂く質問や相談に

「左手がうまく動きません!」

といったものがあります。
私も含めて右利きの方にとっては、
特に最初の頃はついて回る悩みですよね!




利き手ではない分パワーもスピードも落ちるのは必然であります。

更にリズムパターンの練習(俗にいう8ビートなど)では
右手でハイハットを沢山刻むことにより
左手との使用頻度に差が出てしまいやすいかと思います。




よく言われる定説は
「左手は右手の2倍練習すること」
と言われています。

もしその理論でいけばマッチドグリップで2倍、レギュラーグリップで2倍、
合わせて4倍練習することになり
無理をしたら左手が壊れてしまいます(:_;)






ということですぐに始められることとしては、

ルーディメンツを左手からスタートさせること!





取り組みやすいシングルストローク(1つ打ち)、
ダブルストローク(2つ打ち)から始めていき、
そこから発展させていくと良いですね♪


パラディドル等のルーディメンツは
元々左右交互に手順がくるものですよね!
(※ルーディメンツについてはまたブログ等で追記していきます)



3連符系の練習も左右交互にくるものが多いのでおススメです♪


応用して左右で行うエクササイズを片手のみでおこなうことも有効です!




こういった左手から行うスティックワークに
フェザリングを入れれば、
右手スタートの時とはまた違った
4way independence(四肢の独立)
の練習にもなります。

【※フェザリングについては以前の記事
ドラミングのボトムを構築する方法
を参照ください】





以上、すぐに実践出来る左手の強化方法でした♪




有名なミュージシャンでも左手を鍛えるために

歯磨きを左手でやった、とか
吊革を左手で持つようにした、とか

日常の動作を左主体にしたエピソードも結構あったりするので面白いです(笑)




それでは、今年も宜しくお願い致します!(^-^)



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