2018年9月27日木曜日

◯◯でシンバルを守りましょう!

今回は楽器メンテナンスに関するお話。


ライブハウスやリハーサルスタジオ、ミュージックバー等
ドラムセットが置いてある場所で、
時々このようなシンバルを見かけたことはありませんか?





これは鍵穴のような形なことから「キーホール」と言って、
シンバルの穴の部分とシンバルスタンドの金属部分が擦れることによって
穴が広がってしまっている現象なんですね。

メンテナンスが行き届いてない場所でよく見かけます(^^;)




この状態ですと音も変わってしまいますし、
シンバルスタンドに乗せた時に意図しない角度がついてしまいます。

シンバルとスタンドの金属が擦れてノイズが出てしまいますし、
更に穴も広がってしまいます。。



これを防ぐためにスタンドにはシンバルスリーブを取り付けること!






こちらがシンバルスリーブを付けていない状態。



シンバルスリーブを付けるとこのようになります。






通常シンバルスタンド購入時は付いているはずですが、
使用しているうちに破損したり、
シンバルの交換時に取り外してしまったりして、
そのままシンバルを乗せて使ってしまっているケースがあるように思われます。



せっかくのクラッシュシンバルやライドシンバルが傷付くのを見るのは忍びない!


違和感を感じたらセッティング時に確認しておきましょう♪





因みに私の好きなドラマーの一人佐野康夫さんは、セッションライブをするときは
普段からシンバルスリーブを持ち歩いていて、
ライブハウスのシンバルスタンドを使う際に
シンバルスリーブが付いてなかったり破損していたら、
そのままライブハウスに寄付されています。


「そんなに高い物じゃないし、また次も使わせてもらうかもしれないからね~♪」

とはご本人談。


何と素敵なお人柄。
音楽愛と楽器愛に溢れていらっしゃいます!






今回は↓
シンバルスリーブ
に関してでした♪

細かい部分ですが結構大事なところですよね!



シンバルスリーブにも色々な種類があるので、
これを機に少し意識してみると
発見があって面白いかもしれません(^^)



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2018年9月2日日曜日

上達のための量と質について

私が上京して音楽学校に入って、習った先生に最初に言われたのが
「1万時間の法則」
についてでした。


物事をプロフェッショナルのレベルで体得するのにかかる時間のことです。

アマチュア500時間
セミプロ1500時間
プロ10000時間
だぞと言われたものです。

因みに1万時間に到達するには1日8時間の練習を3年間毎日続けても足りません(;'∀')


新人のサラリーマンが就職して、まずは3年一つの所で頑張れと言われるのもこのあたりが理由の一つではないでしょうか。





マルコム・グラッドウェルの書籍
で今でこそ有名な説かもしれませんが、当時初めて聞いた私は「そうなのかー!」と焦って沢山練習したものでした。


練習→「繰り返し」は脳の神経回路を高速かつ正確にすることから、スキルを伸ばすための効果的な方法であることは間違いありません。




では1万時間取り組めば何でも良いのか、プロフェッショナルになれるのか?
ということで、当然そんなことはなく、、


一万時間の法則とは

どの分野でも超一流のエキスパートはみな、スキルを磨き上げる練習に最低1万時間を費やしたという科学上の発見

を指します。




つい
「1万時間の練習をすれば、魔法のようにうまく出来るようになる」
と誤解しがちですが、実際は才能を開発していくための大まかな目安でしかないということです。




ここで大事なメッセージは

「非凡な才能は生まれつきではなく、深い練習をすれば誰でも開発出来る」

という真実を強調しているんですね。







最低限の量は必須ですが、それも質の高い練習であってこそ。

優れたプレイヤーは数分の練習でも自分を上達させることが出来ます。
言い方を変えると、数分の練習を繰り返しただけでも、その数分前の自分との微妙な変化に気付くことが出来るのが良いプレイヤーということになります。



具体的な練習法に関してはブログやレッスンでも提示していきますが、今回は
『練習する上で頭に入れておくと良いポイント』
について挙げてみます(^^)






1.今の自分が出来ていないことや、足りていないものを探す(結果長所も伸びます)

2.出来ない原因等を考える

3.それを元に練習の目的と目標を決める。ここで気を付けたいポイントは短い時間内でもクリア出来そうな目標にすること。焦点は一つに絞り問題点は一つずつクリアしていく(一辺にやろうとしない)

4.選んだ練習の手段が、その目標に達するための良い手段か、最良の手段と言えるか考える。

5.練習してみて自分に何か変化は起きたか「敏感」に感じ取る。

6.ある程度続けても変化が感じられない場合、それよりも更に効率の良い手段を考え出す。そしてそれを実行して変化が現れるまで続ける。

7.変化を受け止め、自分が成長・上達したことを認識する。

8.また次の練習目標を決め、それに取りかかる。




人によっては当たり前のことかもしれませんが、練習が上手い人はこのプロセスを意識的にか、無意識で短時間で繰り返しています。




そして超大事なことですが

自分が上達していることを実感することが大切です!



何かをトライする前の自分と、トライした後の自分の違いに気付くこと、
練習が終わった後に
「確実に一歩前進出来た」
と実感することが大切です。


自分が成長していると認識出来ればそれが自信になって、次に進むための原動力となります。



こういうことが楽しみやモチベーションや向上心を更に高め
「まだまだ自分は成長する」
「更に先を目指せる」
と音楽に対して前向きに考えられる要因の一つとなります。


こういう心境を維持することが普段の生活の中でも凄く大事。
というか、楽しくなくて成長も実感出来なければ1万時間以上も出来ませんって!(笑)



これって楽器以外にも言えることではないでしょうか(^^)/



結論、上達には量も質も大事♪
継続していけるように自分の心地よい状態を維持するともっと良し♪

上達に終わりはありませんが、そこが楽しい所でもありますよね!






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